「林修の今でしょ!講座」で紹介されたかぜの対処法は、鼻水や鼻づまりなどの鼻かぜ、のどの痛みなどの症状があるのどの風邪、そして寒気の3つの症状別にランキング形式にしてそれぞれベスト3の対処法を紹介されました。
鼻水や鼻づまりなどの「鼻かぜ」の対処法ベスト3!
第3位:レンコン汁を鼻に塗る
「鼻かぜ」対処法第3位は、「れんこんの搾り汁を鼻に塗る」です。
れんこんの搾り汁に含まれるネバネバ成分(糖タンパク)が、鼻の粘膜を保護してウイルスの付着を予防してくれるとか。
また、タンニンがポリフェノールの一種で炎症を抑えてくれます。
塗る時は、摩り下ろして布で搾り出した汁を綿棒で塗ると良いそうです。
第2位:足湯をする
「鼻かぜ」対処法第2位は、「足湯をする」です。
特に鼻づまりにオススメで、ウイルス感染で鼻の粘膜が腫れてうっ血(血流が悪化)するので鼻から呼吸しづらくなるのですが、
足湯をすることでこの腫れがおさまり呼吸がしやすくなるのです。湯の温度は42度程度で足は15分間温めると良いそうです。
第1位:ホットタオルで鼻を温める
「鼻かぜ」対処法第1位は「ホットタオルで鼻を温める」です。
電子レンジで温めたホットタオルを直接鼻を温めることで鼻の血流が改善されて 鼻の粘膜のうっ血を治すことができます。
「のどかぜ」対処法ベスト3!
次は、のどの痛みやせきを和らげる「のどかぜ」対処法ベスト3!
第3位:白い筋を残さずみかんを食べる
「のどかぜ」対処法第3位は、みかんの白い筋を残さず食べるです。
白い筋には、みかん由来のポリフェノールであるヘスペリジンが豊富で、抗炎症作用があり、かぜで痛くなったのどの粘膜の炎症を和らげます。
みかんは1日に2個ほどを食べると良いそうです。糖質が入っているので食べ過ぎないように注意しましょう。
第2位:足湯をする
「のどかぜ」対処法第2位は、「寝る前にはちみつをなめる」です。
はちみつには、ウイルスに作用するポリフェノールが豊富で、抗炎症作用、抗酸化作用、殺菌・抗菌作用があります。1日大体小さじスプーン半分くらいで良いみたいです。
また、夜になめるのは、夜は体が回復モードになり、病原体を外に出そうとせきが出やすくなるからとか。
※1歳未満のお子さんは免疫力が弱いので食べさせないようにしましょう。
第1位:マスクをして横向きで寝る
「のどかぜ」対処法第1位は、「マスクをして横向きで寝る」です。この対処法は、特にせきが辛くて眠れない人にオススメ。
粘膜は通常潤っていていろんな刺激から体を守ってくれますが、潤いがなくなるとのどに痛みが出てせきも出やすくなります。
この乾燥を防いで痛みを和らげるためにマスクをつけると良いのです。
仰向けは重力で軌道が狭くなって呼吸が苦しくなりますが、横向きは軌道が広がった状態なので呼吸しやすくせきも抑えられます。
「さむけ」」の対処法ベスト3!
最後は、体を温めて「さむけ」を治す対処法ベスト3。
第3位:足指体操をする
「さむけ」対処法第3位は、「足指体操をする」です。
椅子に座って膝を伸ばして足の指をグーパーと大きく動かすだけ!
たったこれだけで、足の血行が改善されるため、全身の血流改善となり体温が上がるという仕組み。
ふくらはぎの筋肉は“第2の心臓”と呼ばれていて、全身の循環を促す筋肉であるふくらはぎを動かすのに、足の指を動かすのはとても有効なんだとか。
第2位:へその部分にカイロを貼る
「さむけ」対処法第2位は、「へその部分にカイロを貼る」です。
へその部分にある腹部大動脈を温めると効率よく体が温まります。
腹部大動脈は、なんと2~2.5センチもある太い血管で、この血管を温めると手足まで一気に温かい血液が流れて行き、短時間で体全体を温めることができるそうです。
第1位:3つの首を温めて放熱を防ぐ
「さむけ」対処法第1位は、「3つの首を温めて放熱を防ぐ」です。
首、手首、足首、これらの部分は動脈が皮膚の表面近くにあり、気候の変化で冷えやすいので、血液が冷えて体温が下がります。
温める時は、首にはマフラー、手首にはリストバンド、足首には厚手の靴下やレッグウォーマーを使いましょう。